03/07/18

2003年7月18日
この日記もそうなんだけどさ,もうたっくさんの人がインターネットを使ってたっくさんのテクストを世界中に発信してるわけじゃないですか.
でね,よく言われることですが,インターネットにおいては誰しも不特定多数に向けた情報発信源になることができるんですよ.
国の機関も大企業も,そしてただの個人も同じようにホームページに好き勝手な事を書いて載せることができるのです.
我々個人はTVや出版という方法で情報発信することはそうそうできません.その土俵ではマスが発信する側,個人が受信する側と決まってしまいます.
しかしネットではそうはいかない.誰もが発信する側です.全ての情報はホームページという同じ階層で並列されるわけです.
そのことについて様々な可能性,それに危険性がいろんなところで指摘されているくらいです.

でもね,インターネットならば全ての情報は等価なのか?
キミや俺が必死で書いた日記が,アイドルのHPのゴーストライターが書いたコラムと同じ価値を持つとでも?同じだけの人に読まれているとでも?同じヒット数を記録するとでも?
そう,ヒット数.よくよく考えればヒット数って,そのHPの情報価値を表すひとつの指標じゃないすか.情報偏差値じゃないですか.スカウターじゃないですか.
このページもよく見ると端っこのほうにヒット数が書いてあるけど,俺なんかもうゴミですよ,ゴミ.

じゃあ,ヒット数(=ネットにおける情報の価値の順列)を決める要因はなんなのか?我々に優劣をつけるヤツは誰なのか?
簡単です.検索サイト.これ最強.グーグルこそがネットの神様.


という事を考えていた矢先,Search Engine Optimization (SEO)という言葉を知った.ますますネットにおける情報の価値はその中身とは関係なくなっていくのかしら.

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YS

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